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作品(著作)の内容の責任は著者が負います。
責任を負うからこそ「著作権」があるのです。
しかし、一方で出版社(発行元)の側が、作品の内容の正しさをみずから確認することがあります。
内容の信頼性を確認するこの作業を「校閲」といいます。
校正者がこの作業を校正と同時に請け負うこともあります。

校正者の校閲への取り組み方には、大きく分けて2通りあります。

1.内容や表記について疑問を抱いた点についてのみ、参考資料にてらして検証する
2.ある範囲のことがらについて、参考資料にてらして検証する

この2つです。

1.は、内容を検証するときに、つねに必要なことです。
合理的で具体的な疑問があるときに、その裏づけをとることは、「校閲」には欠かせないことです。
専門家が執筆しているのですから、内容についてほぼ信頼できるというのが、大前提となります。
大前提をもとにしつつ、疑問のある箇所や要所につき資料に拠り裏づけをとるのが、校閲の基本的な職分です。

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